Last Update: "2007/04/04 14:58:01 makoto"
起動時の漢字コード
日本語を使う
通常、Emacs で日本語を使うには、二つの方法があります。
- emacs の起動時に、環境変数 LANG を ja または ja_jP.eucJP 等にしておく
(ただし、これは euc-japan に変更する場合です)
- ~/.emacs に
(set-language-environment "Japanese")
と書いておく
この二つのうち、どちらかで充分です。あるいは OS によっては、このよう
なことを通常の使用者が設定しなくても、そうなっていることがあります。
OS の設定から変更
漢字コードを一時的に変更したい、つまり、emacs の起動時に一時的に変更するには次のようにします
env LANG=ja_JP.SJIS emacs -q
ここで選択している符号体系の名前の
ja_JP.SJIS
は、/usr/share/locale/ の下のディレクトリ名から選んでいます。この名前が選択肢にない
時には、
Warning: locale not supported by C library, locale unchanged
と言われて、無視されます。また -q を付けていますが、これは ~/.emacs を無視する、
という指定で、そこに何か設定項目があった場合に、この操作行での入力は上書きされて
しまうかも知れないので、それを避けるために指定しています。
以上は一時的に変更する方法です。あるいは、
いや自分は、いつもこの符号体系を使うというような場合には、例えば
(set-default-coding-systems 'sjis)
あるいは
(set-default-coding-systems 'sjis-dos')
のような行を ~/.emacs に書いておきます。この二番目の方法は改行コードも Windows の
ものに合せる、という場合です。
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